近代性の構造―「企て」から「試み」へ (講談社選書メチエ (1))



近代性の構造―「企て」から「試み」へ (講談社選書メチエ (1))
近代性の構造―「企て」から「試み」へ (講談社選書メチエ (1))

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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近代のプロジェクトを見据える

わたしたちは近代という時代があたかも存在するかのように錯覚してしまう。たとえばそれは日本だと明治時代以降に、ヨーロッパならルネッサンス以降にと。
しかし、近代という時代区分は、近代的なるものに先行しない。つまり、近代という時代があるから近代の生活様式があると考えてはならない。そうではなく、近代的なるさまざまな様式が定立するなかで、近代という時代区分が可能になる。
本書は前近代的なるものをひきずりながらも、近代的なるものがどのように成立したのかを、人間中心主義や弁証法などを解体しながら説くものだ。そうした近代的なるものの成立を各章をとおして拾い集めることで、わたしたちが住まざるをえない「近代」の構造があぶり出される。
わかりやすい。

高校生の自分にもそんなに難なく読めました。学校の国語教師に近代批判は大学受験国語に頻出なので読んでおくといいといわれ読んだんですが、近代をいくつかの視点から定義しなおしているという感じです。



講談社
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