初めてザ・レッド・ホット・チリ・ペッパーズが体にネオンを塗りたくり、自分のソーセージにあぶなっかしく靴下をぶらさげて登場した時、最も忠実なファンク・メタルのファンでも、このバンドが20年経つ今もあまり変わらないファッションで活動を続けていることを予期することなどとても出来なかった。様々な悲劇と個人生活の激動を乗り越えて、このカリフォルニアのカルテットの8枚目のアルバムが登場。いつものように、ちゃんとビジネスしている。そしてこのビジネスというのが、決まってとってもいいのである。タイトル・トラックのBy the Wayは、スラップ・ベースにホワイト・ボーイのラップの中継ぎがはいるパワフルで傷だらけの1曲だ。Universally Speakingは、シンガー アンソニー・キーディスの故郷デトロイトに捧げる汗臭いソウルフルな曲である。Lemon Trees on Mercuryは1984年のFreaky Styleyからの借用じゃないかと思うくらい奇妙に似ている。このバンドの一つのジャンルに偏らないサイドを見てみよう。ラテン・フレイバーのCabronやムードたっぷりのVenice Queenなどがあげられる。しかしなんといっても驚かされたのは、Tearである。このみごとなザ・ビーチ・ボーイズへのオマージュは、ザ・チリ・ペッパーズの発展を阻まれた終身刑が免除される日が来ることを予感させる。
彼らの向かう道
レッチリは人によって最高傑作が違ってくる。
個人的にはレッチリの最高傑作だと思っているのがこの作品だ。
前作の『Californication』のメロディアスな雰囲気をさらに推し進めてきた感じだ。
一曲目の『By The Way』から飛ばしてくるところはさすが。
なによりこの曲はベースが本当にかっこいい。
さすがはフリーといったところだろうか。
特に七曲目の『Can't Stop』は文句なしにいい。
彼らの中でもここまでのれる曲は珍しい。
これぞレッチリといった曲だろう。
しかし、全体的に見るとやはり綺麗なメロディーが目立つ作品である。
4曲目の『Dosed』や12曲目の『Tear』などがそれである。
中でも『Tear』は完全に泣きの曲であり、そのメロディーは美しさを極めている。
これらを聴くと、彼らのこの先が見えてくる。
彼らの向かう道は、最新作である『Stadium Arcadium』でも示されている。
今後の彼らのさらなる成長が楽しみである。
いまいち
僕の個人的な感想としてはこのアルバムはハッキリ言ってイマイチ。音楽って、誰にでもやっぱり好みってありますよねー。 「このアルバムがレッチリの中で一番最高!!」 って言う人がいるのは確かにわかるんですけど。 個人的にこれの二つ前のジョンフルシアンテ(Gt)が一度脱退する前の 「ブラッドシュガーセックスマジック」ってアルバムがあるんですけど 僕はそのアルバムこそが最高だと思うんですよ。 曲の美しさとか愛とか歌詞とか、そういうのじゃなくてもっと単純に 音楽の根本的なリズム的要素の楽しさっていうのかな?? そういうものが「ブラッドシュガー・・・」にはもの凄く沢山つまってると思います。 僕はそういう楽しさを期待してこのアルバムを買ったんですけど 正直ガッカリしました。 ただ、#1の「バイザウェイ」と#7の「キャントストップ」は もの凄くカッコいいと思います。 リズムとキャッチーさが、うまい具合に融合して。 ただ、単純にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンみたいな (ちょっとこの例えは極端かもしれないけど)リズム中心の曲を求めてるなら このアルバムはあまり満足のいく内容ではないと思います。 このアルバムの購入を考えているなら、あなたが音楽に大して重要視するのは 「メロディー」か「リズム」、どっちなのかを考えれば解りやすいと思います。 まだレッチリをちゃんと聞いた事がない方なら ・メロ、曲の全体の聞きやすさを重視 → バイザウェイ ・リズムで楽しむ音楽性を重視 → ブラッドシュガー・・・ という具合に僕はおすすめしたいです。
好き!
ごく最近聞いたんですが、めちゃくちゃ良いです!聞いているうちに不思議な気分になるんです。 どの曲もはまれる良い曲ですよ!私はcabronの「キャーブローン、キャーブローン」ていう繰り返しの部分が全く頭から離れません…。でも一番好きなのはcan't stopです。かっこよかった!
By the way, I tried to say I know you
2002年発表の8thアルバム。前作「Californication」はジョン・フルシアンテの復帰第一作であり、美しいメロディがフィーチャーされてはいたが、その枯れたサウンドはあくまで「Blood Sugar Sex Magik」や、バンド脱退期間のジョンのソロ・アルバムの延長線上にあるものだったと思う。しかし今作には「Californication」に見られたような、枯れた諦念や傷だらけのたたずまいといった要素は薄れ、より前進した内容になっている。曲によっては深いディレイやリヴァーブが施されたサウンド・プロダクションは、より洗練され多様性を増した印象。なんといっても素晴らしいのはジョンのギターとコーラス・ワーク。決してテクニックをひけらかすような派手なプレイはせず、ひたすら曲を良いものにする、歌に寄り添ったメロディアスなプレイに徹している。 某誌のインタヴューでジョンは、「こんな不穏な世の中だからこそ、みんなに安心とか希望を与えるような、美しい音楽を作りたいと思った。そのために全力を尽くしたよ。」と語っているが、そのとおりの内容になっていると思う。音楽としての高い完成度が、生きることへの力強い肯定性を感じさせてくれる。「By The Way」や「Universally Speaking」の、ヴィデオ・クリップも素晴らしかった。
最高傑作
私は、アンソニーはあまり歌が巧くないと思っている(メンバー達も認めていた気がする) でも、このアルバムを聴いて、レッチリのボーカルはやっぱりアンソニーじゃないとダメだなぁ、と改めて思った。 Cでは諦念のようなものさえ感じさせる、凄みのあるボーカルを聴かせます。 それに加えて、ジョンのコーラスワークも素晴らしい! 昔のようなファンキーさは殆ど無くなりましたが、そんなのは問題にならないくらいの傑作です。 このアルバムはレッチリというバンドの一つの到達点ではないでしょううか。 ただ、フリーのあのすごいベースがあまり聴けないのは残念ですねぇ。 まぁ、マーズヴォルタで堪能して下さいって事ですかね(笑)
Warner Bros / Wea
Californication One Hot Minute Mother's Milk Blood Sugar Sex Magik Stadium Arcadium
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